日記・ブログ | 東伏見の整形外科 -東伏見整形外科- 西武新宿線東伏見駅すぐ

むちうち

  1. 未指定
「むちうち」とは、交通事故や転倒、スポーツ外傷などの衝撃によって
首が急激に前後左右に振られることで発生します。正式名称は
「頸椎捻挫」や「外傷性頸部症候群」とも呼ばれます。
症状
「むちうち」の症状は事故後にすぐ現れるとは限りません。
数時間~数日後に現れることもあります。
・首の痛み、こり
・頭痛
・めまい,ふらつき
・手足のしびれ
・倦怠感
・集中力低下
・吐き気

運動を避けるべき理由とは?
むちうちになった直後は、激しい運動を避けましょう。
むちうちによっては首の筋肉、靭帯が損傷している
可能性があります。
首に急激な力が加わることで、筋肉、靭帯に小さな傷が
できてしまいます。この状態で激しい運動をしてしまうと、
損傷した組織がさらに傷つき、炎症が悪化してしまう可能性があります。
例えば野球の素振り、テニスのサーブのように首を勢いよく動かす運動は
むちうちの症状を悪化させる可能性あります。
むちうちになった直後は安静にし徐々に
運動を再開していきましょう。

むちうちの種類
1,頸椎捻挫型…むちうちの中で最も多く
首の筋肉、靭帯などの軟部組織が
損傷した状態。「寝違え」の症状に類似しています。
2,神経根症状型…首の神経が圧迫されたり、損傷することに
より手足のしびれ、麻痺、
力が入りにくくなるなどの症状が見られます。
3,バレ・リュウー型…自律神経が乱れる状態で
めまい、吐き気、耳鳴り、動悸などの症状が見られます。
自律神経は体温調節や消化、睡眠などに関わる神経なので、様々な症状
が現れやすいのが特徴です。

悪化する姿勢や行動とは?
むちうちになった後、日常生活を送る上でも、
悪化を招く姿勢や行動には注意が必要です。
・猫背
デスクワークやスマホの使いすぎで猫背になっていると、首に負担が
かかり、むちうちの症状が悪化しやすくなります。
猫背の状態だと、リュックの重さが首にかかりやすくなるため、
首への負担が大きくなってしまいます。
・長時間の運転
長時間運転していると、首が同じ体勢を続けることになり、
筋肉が疲労しやすくなります。休憩を挟みながら、
こまめに首や肩を動かしましょう。
・高すぎる枕
高すぎる枕を使うと、首が不自然な角度で曲がってしまうため、
むちうちの症状を悪化させる可能性があります。ちょうど良い高さの枕
を選び、首への負担を軽減することが大切です。

まとめ
これらの姿勢や行動は、むちうちの症状を悪化させるだけでなく、
回復を遅らせる能性もあるため注意が必要です。
適切な治療やリハビリテーションを受けることはもちろん
重要ですが、日常生活における注意点を守ることも、
むちうちの回復には欠かせません。
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