膝に水が溜まる状態を「膝関節液貯留」または「膝滑液包炎」といいます。
関節液とは、膝関節内には滑膜という膜から分泌される液体で、
関節の動きを滑らかにし、軟骨の保護、栄養する役割があります。
しかし怪我や炎症によって過剰に分泌されると膝に水が溜まる状態(関節水腫)が発生します。
原因
怪我(捻挫、打撲、半月板症状、靭帯損傷)
関節炎(変形性関節炎、リウマチ性関節炎)
感染症(細菌感染)
過剰な運動や負荷
症状
階段の上り降りや歩くときに痛みを感じるなど普段と違う腫れと痛みに気づきます。
正座ができない、膝が伸ばしづらいなどの可動域制限が見られます。
予防方法
適度な運動による筋力維持と体重管理、運動時に膝へ負担がかからないサポーターや
クッション性のある靴を使用し、運動前、後のストレッチが効果的です。