ボールがぶつかって打撲した!スポーツ中の打撲の症状や応急処置、受診の目安について簡単に解説!
こんにちは!東伏見整形外科です!今回はボールなどが当たって打撲した際の対応のお話です!
サッカーや野球、バレーボール、バスケットボールなどのスポーツでは、ボールが身体に強く当たってしまうことがあります。
「少し痛いだけだから大丈夫」と思っていても、打撲(だぼく)の中には骨折や靭帯損傷などのケガが隠れていることもあります。
今回は、ボールがぶつかった時の打撲の症状や応急処置、整形外科を受診した方がよいケースについて分かりやすく解説します。
打撲とは?
打撲とは、転倒や衝突などの強い衝撃によって皮膚の下にある筋肉や脂肪、血管などが傷ついた状態です。
皮膚に傷がなくても内部で出血が起こり、炎症が生じることで痛みや腫れが現れます。
スポーツでは、
- 野球のボール
- サッカーボール
- バレーボール
- バスケットボール
- ラグビーボール
などが身体に当たり、打撲になることがよくあります。
主な症状
打撲では次のような症状がみられます。
- 痛み
- 腫れ
- 内出血(青あざ・紫色のあざ)
- 押すと痛い(圧痛)
- 動かすと痛い
- 熱感
- 筋肉が硬くなる
多くの場合は数日~2週間ほどで徐々に改善しますが、打撲の程度によっては数週間かかることもあります。
打撲した時の応急処置
ケガをした直後はRICE処置が基本です。
① Rest(安静)
痛みがある場合は無理に運動を続けず、患部を休ませましょう。
② Ice(冷却)
氷や保冷剤をタオルで包み、15~20分程度冷やします。
これを数時間おきに繰り返すことで、腫れや痛みを抑える効果があります。
※氷を直接皮膚に当てるのは避けましょう。
③ Compression(圧迫)
弾性包帯などで軽く圧迫すると、内出血や腫れを抑える効果があります。
締めすぎには注意しましょう。
④ Elevation(挙上)
腕や足の打撲では、患部を心臓より高くすると腫れを軽減できます。
やってはいけないこと
受傷直後は炎症が強いため、
- 強く揉む
- マッサージする
- 長時間お風呂に入る
- 飲酒
- 激しい運動
は症状を悪化させることがあります。
少なくとも受傷後24~48時間は控えましょう。
病院を受診した方がよい症状
次のような場合は、単なる打撲ではない可能性があります。
- 痛みが非常に強い
- 腫れがどんどん大きくなる
- 手足を動かせない
- 体重をかけられない
- 指や腕が変形している
- しびれがある
- 呼吸が苦しい(胸部への強い打撲)
- 頭を打ち、意識障害や吐き気・頭痛がある
骨折や脱臼、靭帯損傷、筋肉の断裂などを伴っていることもあるため、早めに整形外科を受診しましょう。
整形外科ではどんな検査をする?
症状に応じて、
- レントゲン検査
- 超音波(エコー)検査
- 必要に応じてMRI検査
などを行い、骨折や筋肉・靭帯の損傷がないかを確認します。
診断に応じて、
- 湿布や痛み止め
- 固定
- リハビリテーション
- 物理療法(必要に応じて)
などの治療を行います。
スポーツへの復帰は?
痛みがなくなったからといって、すぐに激しい運動へ戻ると再受傷することがあります。
以下を目安に復帰しましょう。
- 腫れが改善している
- 押しても痛くない
- 関節がしっかり動く
- 筋力が回復している
- ジャンプやダッシュで痛みがない
痛みが残る場合は無理をせず、医師の指示に従いましょう。
まとめ
ボールが当たることによる打撲はスポーツで非常によくみられるケガですが、骨折や筋肉・靭帯の損傷が隠れていることもあります。
痛みや腫れが強い場合や、なかなか改善しない場合は自己判断せず整形外科を受診しましょう。
適切な診断と早期治療を行うことで、スポーツへの早期復帰や後遺症の予防につながります。






