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坐骨神経痛とは?原因・症状・治療法を分かりやすく解説!

  1. リハビリ


こんにちは。東伏見整形外科です。今日は多くの人が悩む「**坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)**」についてお話しします。

腰からお尻、太もも、足先まで「ピリピリ」「ズキズキ」と痛むことはありませんか?

それ、もしかすると坐骨神経痛かもしれません。

 

坐骨神経ってどこにあるの?

 

坐骨神経は、腰のあたり(腰椎45番、仙骨13番)から出て、

お尻→太ももの裏→ふくらはぎ→足先まで伸びる**体の中で最も長い神経**です。

 

この神経が何らかの原因で「圧迫」や「炎症」を起こすと、

神経の通り道に沿って痛みやしびれが出るのが「坐骨神経痛」です。

 

主な原因

 

坐骨神経痛は病名というより「症状の名前」です。

実際には、いくつかの疾患が原因で起こります。

 

| 原因              | 説明                 |

| --------------- | ------------------ |

| 腰椎椎間板ヘルニア| 椎間板が飛び出して神経を圧迫     |

|腰部脊柱管狭窄症 加齢などで脊柱管が狭くなり神経を圧迫 |

| 梨状筋症候群*| お尻の筋肉(梨状筋)が神経を圧迫   |

| すべり症・変形性腰椎症 | 骨の変形で神経を刺激         |

 

坐骨神経痛の主な症状

 

腰やお尻、太もも裏、ふくらはぎ、足先の痛み・しびれ**

片側の脚だけに症状が出ることが多い

歩くと痛い・しびれる(間欠性跛行)

足の力が入りにくい

長時間座る・立つのがつらい

 

診断方法

 

整形外科では以下のような検査を行います。

 

問診・身体診察**(痛む場所・姿勢・動きなど)

神経学的検査**(反射・筋力・感覚の確認)

画像検査**X線、MRICT などで原因を特定

 

治療法

 

1. 保存療法(まずはこれから)

 

薬物療:鎮痛薬(NSAIDs)、神経痛の薬(プレガバリンなど)

リハビリ・ストレッチ:筋肉のこりや姿勢改善

物理療法:温熱療法、電気治療など

神経ブロック注射:痛みを和らげる

 

 2. 手術療法

 

保存療法で改善しない場合や、筋力低下が進んでいる場合は手術を検討します。

(例:椎間板ヘルニアの摘出、脊柱管の拡大など)

 

自宅でできるセルフケア

 

姿勢を正しくする(猫背・反り腰を防ぐ)

長時間同じ姿勢を避ける

軽いストレッチやウォーキング

体を冷やさない

過度な運動・重い物を避ける

 

 痛みが強いときは「無理せず休む」ことも大切です。

 

まとめ

坐骨神経痛は「神経の圧迫」で起こる痛み・しびれの総称

主な原因は椎間板ヘルニア脊柱管狭窄症

多く保存療法で改善可能**

* 早めの受診が慢性化の防止につながります

 

ワンポイント

「痛みが3日以上続く」「足に力が入らない」「排尿・排便に異常」

 → このような症状があるときは、**すぐに整形外科へ!**

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