こんにちは!東伏見整形外科です!本日は松葉杖の使い方について説明致します!
ケガや手術のあと、松葉杖を使うことになったけれど「どう使えばいいの?」と戸惑う人は多いですよね。
ここでは、初心者でもわかりやすい松葉杖の使い方を簡単に説明します!
① 松葉杖の高さを調整しよう
まずは自分の体に合った長さに調整します。
*杖の先を足のつま先から約15cm前・15cm横に置く
*グリップ(持ち手)は腕をまっすぐ下ろした時の手首の高さくらい
*脇の下のクッション部分は脇から2〜3cm(指2本分)あける
→ 脇を乗せるのではなく、手で体を支えるのがポイント!
② 立ち上がるとき
1. 松葉杖をケガしていない側の手で持ち、椅子の横につく
2. もう一方の手で椅子の肘掛けや座面を押して立ち上がる
3. 立てたら、杖を両手に持ち替える
③ 歩くとき
ケガした足をつけない場合(免荷)
1. 松葉杖を両方前に出す
2. ケガした足を浮かせたまま
3. 健康な足を前に出して体重を移す
少しだけ足をつける場合(部分荷重)
1. 杖とケガした足を同時に前へ
2. そのあと、健康な足を前に出す
→ リズムは「杖+ケガした足 → 健康な足」です!
④ 段差の上り下り
*上るとき:健康な足 → ケガした足+杖
**下りるとき:杖+ケガした足 → 健康な足
覚え方:「上は良い方から、下は悪い方から」
⑤ 注意ポイント
*脇ではなく、手で体を支える
*濡れた床や段差ではゆっくり動く
*長時間使うときはこまめに休憩を
まとめ
松葉杖は、正しい高さと使い方を守ることで安全に歩くことができます。
最初は大変に感じても、慣れてくるとスムーズに動けるようになりますよ!






