MRIとCTって何が違うの?整形外科で行う画像検査について
こんにちは!東伏見整形外科です!今回はMRIとCTの違いに関してのお話です!!
「MRIとCTって何が違うの?」
整形外科を受診すると、症状によって「MRIを撮りましょう」「CT検査が必要です」と言われることがあります。
どちらも体の中を詳しく調べる検査ですが、MRIとCTはそれぞれ得意なことが違います。
今回は、MRIとCTの違いについて、患者さん向けに分かりやすく説明します。
MRIとは?
MRIは「磁気共鳴画像」と呼ばれる検査です。
強い磁石と電波を利用して、体の内部を詳しく画像化します。X線を使用しないため、放射線による被ばくがないことが特徴です。
整形外科では、特に以下のような部分を詳しく調べるのに適しています。
- 椎間板
- 神経・脊髄
- 靭帯
- 半月板
- 筋肉
- 腱
- 骨の内部
- 疲労骨折など
例えば、
「腰痛が長く続いている」
「足のしびれがある」
「膝を痛めてから痛みが続いている」
「レントゲンでは異常が分からないのに痛い」
といった場合に、MRI検査が必要になることがあります。
MRIはレントゲンでは分かりにくい神経や椎間板、靭帯などの状態を詳しく確認できることが大きな特徴です。
MRIは時間がかかる?
MRIはCTに比べて検査時間が長くなることがあります。
また、検査中は「ガーガー」「ドンドン」といった大きな音がします。
さらに、強い磁石を使用するため、ペースメーカーなどの医療機器や体内金属がある場合は、MRIを受けられるか事前の確認が必要です。
CTとは?
CTは「コンピューター断層撮影」と呼ばれる検査です。
X線を利用して体の断面を撮影し、コンピューターで画像を作ります。現在のCTでは、短時間で広い範囲を撮影したり、3D画像を作成したりすることもできます。
整形外科では、特に骨の状態を詳しく調べる場合に力を発揮します。
例えば、
- 複雑な骨折
- 関節周囲の骨折
- 手首・足首など細かい骨の骨折
- 骨の形態
- 骨折の位置や広がり
などを詳しく確認する際に使用されます。
レントゲンで「骨折していること」は分かっても、
「骨折線がどこまで伸びているのか?」
「骨がどのようにずれているのか?」
「関節まで骨折が及んでいるのか?」
など、さらに詳しい情報が必要な場合にCTが役立ちます。
CTはMRIに比べて短時間で撮影できることが大きなメリットです。
一方で、X線を利用するため、MRIとは違い放射線被ばくがあります。必要性を考えたうえで検査を行います。
MRIとCT、どっちを受ければいいの?
「MRIの方が詳しい検査なの?」
「CTの方が新しい検査なの?」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、どちらが優れているということではありません。
MRIとCTでは得意分野が違います。
MRIが得意
神経・椎間板・靭帯・半月板・筋肉など、骨以外の組織を詳しく見る
CTが得意
骨折や骨の形、複雑な骨の状態を詳しく見る
そのため、患者さんの症状やレントゲン検査の結果などを総合的に判断して、必要な検査を選択します。
レントゲンだけでは分からないこともあります
整形外科では、まず診察やレントゲン検査を行うことが多くあります。
しかし、レントゲンだけでは詳しく分からない病気やケガもあります。
例えば、
「レントゲンでは問題ないと言われたけれど痛みが続く」
「手足がしびれる」
「靭帯や半月板の損傷が疑われる」
「複雑な骨折が疑われる」
といった場合には、MRIやCTが必要になることがあります。
日本整形外科学会でも、整形外科では診察やX線、MRIなどの検査を組み合わせ、症状や病態に応じて治療を行うと説明されています。
当院ではMRI・CT検査はできるの?
東伏見整形外科では、MRI・CT装置を院内に設置していないため、MRI・CT検査そのものを当院で行うことはできません。
しかし、
「詳しい検査が必要」
「MRIを撮った方がよい」
「CT検査で骨を詳しく確認した方がよい」
と判断した場合には、必要に応じて検査可能な医療機関へご紹介いたします。
まず当院で診察・レントゲン検査などを行い、その結果や症状からMRI・CT検査が必要かどうかを判断します。
「MRIを撮りたい」
「CTを撮ってほしい」
という場合でも、必ずしも両方の検査が必要というわけではありません。
症状に合わせて必要な検査を選ぶことが大切です。
「レントゲンでは異常がない」と言われたけど痛い……
このような場合でも、心配しすぎる必要はありません。
レントゲンは非常に重要な検査ですが、すべての病気やケガを確認できるわけではありません。
症状によってはMRIやCTなど、さらに詳しい検査を行うことで原因が分かる場合があります。
痛みやしびれが続いている場合は、我慢せずに一度整形外科へご相談ください。
東伏見整形外科では、診察・レントゲン検査などを行い、必要に応じてMRI・CT検査が可能な医療機関へご紹介いたします。
「MRIとCT、どちらが必要なのか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。






