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ロキソニンとボルタレン、どっちがいいの?痛み止めの違いを解説!

  1. 医療コラム

ロキソニンとボルタレン、どっちがいいの?痛み止めの違いを解説!


こんにちは!東伏見整形外科です!今回は当院でも処方される薬のお話です!


「腰が痛いけど、ロキソニンとボルタレン、どっちを飲めばいいの?」

整形外科では、このような質問をよく受けます。

どちらも痛みや炎症を抑える薬ですが、ロキソニンとボルタレンは同じ薬ではありません

今回は、それぞれの特徴や使い分けについて、できるだけ分かりやすく説明します。


ロキソニンとボルタレンは何が違う?

まず、薬の成分が違います。

  • ロキソニン:ロキソプロフェン
  • ボルタレン:ジクロフェナク

どちらも「NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)」という種類の痛み止めです。

痛みや炎症に関係する「プロスタグランジン」という物質が作られるのを抑えることで、痛み・腫れ・炎症などを軽減します

つまり、ロキソニンとボルタレンは「痛みを感じなくするだけの薬」というより、炎症を抑えることで痛みを軽くする薬と考えると分かりやすいでしょう。


結局、どっちが強いの?

ここが一番気になるところですよね。

一般的には、ボルタレンのほうが鎮痛作用が強い薬として使用されることがあります

特に、

  • 強い腰痛
  • 急性の関節痛
  • 強い炎症を伴う痛み
  • 外傷後の強い痛み

などでは、ボルタレンが選択されることがあります。

一方で、「強い薬=誰にでもボルタレンが良い」というわけではありません。

痛みの強さだけではなく、年齢、胃腸の状態、腎臓の状態、持病、他に飲んでいる薬などを考慮して選ぶ必要があります。


ロキソニンの特徴

ロキソニンは、整形外科でも非常によく使用される痛み止めです。

腰痛、肩痛、膝痛、捻挫、打撲など、さまざまな痛みに使用されます。

また、ロキソプロフェンは「プロドラッグ」というタイプの薬で、体内に吸収されてから活性型となって作用する特徴があります。

そのため、痛み止めとして使いやすく、日常的な痛みに処方されることも多い薬です。


ボルタレンの特徴

ボルタレンの有効成分は「ジクロフェナク」です。

こちらも痛みや炎症を抑えるNSAIDsで、錠剤だけではなく、貼り薬やゲルなどの外用薬もあります。

特に強い痛みに対して使用されることがありますが、ボルタレンも万能な薬ではありません。

「よく効くから、とにかくボルタレン」という使い方はおすすめできません。


胃に優しいのはどっち?

ロキソニンもボルタレンも、NSAIDsである以上、胃腸障害などの副作用に注意が必要です。

ロキソプロフェンはプロドラッグ製剤で、胃への負担を軽減する特徴があります。

ただし、「ロキソニンなら胃に絶対安全」という意味ではありません。

胃潰瘍などの胃腸疾患がある方や、腎臓の病気がある方、高齢の方、他の薬を服用している方などは、自己判断で使用せず医師や薬剤師に相談することが大切です。


ロキソニンとボルタレンを一緒に飲んでもいい?

基本的に、自己判断で併用するのはやめましょう。

ロキソニンとボルタレンは、どちらもNSAIDsです。

「ロキソニンが効かなかったからボルタレンも追加で飲む」という使い方をすると、副作用のリスクが高くなる可能性があります。

痛みが強くてロキソニンが効かない場合は、薬を重ねるのではなく、痛みの原因そのものを調べることが重要です。


痛み止めは「強ければ良い」わけではありません

例えば、同じ腰痛でも、

  • 筋肉の炎症
  • 椎間板の問題
  • 神経の圧迫
  • 骨折
  • 変形性関節症
  • 靭帯や腱の損傷

など、原因はさまざまです。

そのため、「一番強い痛み止めを飲めば治る」というわけではありません。

痛みの原因を診断して、必要に応じて痛み止め、湿布、リハビリ、注射などを組み合わせて治療することが大切です。


まとめ

「ロキソニンとボルタレン、どっちがいいの?」という質問に対する答えは、

「人によって違います」

です。

一般的には、ロキソニンは幅広い痛みに使いやすい薬、ボルタレンはより強い鎮痛作用を期待して使用されることがあります。

しかし、薬の強さだけで選ぶのではなく、症状・痛みの原因・年齢・持病・他の薬などを考えて選択することが重要です。

「ロキソニンを飲んでも痛みが治まらない」
「痛みがどんどん強くなっている」
「痛み止めを何日も飲み続けている」

このような場合は、痛み止めを追加する前に、一度整形外科で痛みの原因を調べてみましょう。

痛み止めは、痛みを我慢するためではなく、原因に合わせて上手に使うことが大切です。
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