骨折の症状と治療方法について| 東伏見の整形外科 -東伏見整形外科

骨折の症状と治療方法について

 骨折の症状と治療方法について

骨折はスポーツや事故などが原因で起こるものだというイメージがある方も多いのではないでしょうか。しかし実際には、骨折にはいくつかの種類があるのです。それぞれの特徴について、具体的にご説明します。

骨折は「骨が折れる」を書きますが、「骨にひびが入った」・「骨の一部が欠けてしまった」・「骨の一部が凹んでしまった」というケースも骨折に含まれます。これらの骨折に該当するかどうかは、レントゲン検査で診断します。打撲や脱臼なのか、骨折なのかを確認するためには、レントゲン検査が必要不可欠なのです。さらにレントゲンで撮影しにくい場所だと、CT検査もしなければなりません。

そして代表的な骨折の種類は、4つに分けられます。1つめは通常の骨折です。多くの方がイメージされるようなスポーツ、事故などによる転倒、衝突で骨に大きな衝撃がかかったことによる骨折を指します。さらに、骨の連続性が完全になくなってしまった完全骨折と一部連続性が保たれている不全骨折に区分されます。いずれにしても、骨折した時に強い痛みや腫れが見られます。

2つめは疲労骨折です。これはスポーツ選手の方によく見られる症状で、体の同じ部分に繰り返し力がかかり続けていることにより、ある日それに耐えられなくなって骨折してしまうものです。通常骨折のような強い痛みではなく、じわじわとした鈍い痛みが感じられるのが特徴で時間が経過してからわかる事が多いです。

3つめは病的骨折です。がんや腫瘍など、他の病気にかかることによって骨が弱くなってしまいます。すると、普通の健康状態の時には骨折しない程度の弱い力がかかっても、骨折します。骨折そのものの治療だけでなく、根本的な病気の治療を行なうことが必要です。

4つめは脆弱性骨折といわれます。高齢の方や骨粗しょう症の方などによく起こりうる骨折です。骨自体が脆いため、少しの衝撃で骨折してしまいます。自覚がなくて骨折しているケースもあります。

骨折の代表的な治療方法は、ギプスなどの器具による患部の固定です。骨を正常な位置に安定させて自然に骨を融合させます。軽い骨折や疲労骨折はこの治療方法で治ることが多いです。それが難しい場合は、手術を行ない、ネジやボルトなどの器具を使って骨と骨を固定させます。様々な症状や特徴があるので、体に不具合や痛みが現れ、骨折の心配がある時には整形外科で相談しましょう。

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