■2013年07月10日(水)
ねっちゅうしょ〜
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 | こんにちは! 今日は東洋医学のお話を少し!熱中症についてです♪
人間の身体の性質として、上半身は下半身に比べとても温まりやすい所です。 だから暖かいところにいるとまず先に上半身が温まることになります。 また栄養とかエネルギーのような温かい『気』は、温かいところが好きです。 そして、冷たい所は嫌いです。
自分自身が温かい物なのに、温かい場所を好み、温かい所に流れて行きやすいのです。 夏のように暑い所に居ると、まず上半身が温まります。 すると温かい所が好きな気はどんどん上半身に集まっていきます。
周りが暑いのに、体の中の熱まで上半身に集まってしまうと 余計に暑さを感じてしまいます。
気を巡らせる力が十分にあれば、上がってしまいがちな気も降ろせますので、暑い所に居てもさほど辛くはありません。
しかし、上がった気を降ろせない人はいわゆる『暑がり』な人となり とても暑さが辛く感じます。
熱中症はこの状況がもっと重篤になった状態です。
症状としては、のぼせてるので頭痛・めまい・吐き気などが主にあらわれます。
なってしまった時の対処法としては、涼しい場所に運び、頭など特に上半身を冷やす。
日頃から注意することとして、辛い食べ物やコーヒーなどの興奮作用のあるものは少し摂ると気のめぐりを良くしますが、摂り過ぎると、のぼせてしまいますのでほどほどにするようご注意ください。
酸味の物は気を降ろす作用がありますので、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系や、梅干やお酢を使った食べ物やお酢のドリンクなどを 夏には意識的に摂取されることをお勧めいたします。
熱中症対策として、水分を充分に・・・とよく聞きますが、
酸味の物も積極的に摂ってみてください(^^)/ | | |