日記・ブログ | 東伏見の整形外科 -東伏見整形外科- 西武新宿線東伏見駅すぐ

Blog

トピックス

狭窄症こそセルフケア!

  1. 未指定
こんにちは、東伏見整形外科です。

日中は春の陽射しが届くようになりました。

花粉症の方は対策を今の内からしていきましょう!

 

今日は多くの方の悩みの種である「腰部脊柱管狭窄症」についてお話したいなと思います。

 

背中には脊髄と馬尾と呼ばれる神経があり、その神経を通す管が脊柱管です。この脊柱管が加齢による骨の変形や、椎間板(背骨と背骨の間にあるクッション)が水分を無くしたり、関節や靭帯の肥大化で狭められてしまい神経が圧迫されることで狭窄症となります。

 

「加齢による骨の変形とか靭帯が原因だったらもうどうしようもないんじゃない?」

そのようにお考えになる方も多くいらっしゃるかもしれません。

確かに骨や椎間板、関節などの変形は日々進むので根本的な治療となると手術を選択肢に入れなければなりません。

ただし多くの場合、手術をしなくてもリハビリを行うことで症状の改善が見られます。

 

狭窄症と診断されたときに重要となってくるのはセルフケアです。

まず日常動作のなかで避けて欲しいのが腰に負担のかかる行為です。狭窄症の痛みの原因が神経の圧迫なので、これを招くような「腰を反らす」「重いものを持ち上げる」「無理な運動をする」などは止めましょう。

 

症状を緩和させるためのストレッチや筋トレも重要です。

腰部脊柱管狭窄症で推奨されているのは膝かかえ運動です。

①仰向けになり膝を抱える

②太ももをお腹に近づけるようにする

③15秒間キープする

④5回繰り返す

この膝かかえ運動で背骨の間隔を広げることができます

 

筋肉トレーニングにはドローイングと呼ばれるものがお勧めです。

①仰向けになり両膝を立てます

②腹式呼吸の要領で、息を大きく吸ったり吐いたりします。

息を吸うときには最大限吸い込み、息を吐くときに最大限吐ききりましょう。

④10回繰り返しましょう

 

この運動により腹横筋という筋肉が鍛えられ、背骨にかかる負担を軽減することができます。

 

狭窄症と診断されたからといっていきなり手術になることはほぼありません。多くはリハビリとセルフケアで症状の改善が見られます。根気よく頑張って行きましょう!

 

お体の不調やお悩みは、ぜひ東伏見整形外科までお気軽にどうぞ。
  • インタビュー
  • 日記・ブログ
  • 求人案内
  • インスタグラム

東伏見整形外科