こんにちは、東伏見整形外科です!
最近ぎっくり腰の患者さんに向けてコルセットをだす機会が増えているので、
今日はコルセットについてお話したいなと思います!
当院には急性腰痛症(いわゆるギックリ腰)で来院される患者さんが多くいらっしゃいます。
腰の痛みの程度によって治療内容が異なるのですが、コルセットをお出しする事があります。(お仕事でどうしても休めない方や、ご本人の希望などによって自費でお出ししてます)
まれに患者さんから「着けてると楽だからずっと付け続けてていい?」と聞かれることがあります。残念ですが一日中コルセットを付けることはお勧めできません…。
理由としては
①筋肉が萎縮する
コルセットは簡単に言ってしまえば、筋肉の代わりをしてくれるものです。
そのため長時間コルセットをつけるということは、その分筋肉が動かないということでもあります。1日で1時間程度の着用ならもちろん問題はありませんが、長時間連続でのコルセット着用は非常に良くないです。人の筋肉は簡単に委縮してしまいます。
②他の部位を痛めてしまう
強い制限がかかるコルセットは通常時とは異なる歩き方になってしまいます
そのため本来腰にかかるべきエネルギーが他の部位、肩や膝などに流れてしまうために、
他の部位を痛めてしまう事が稀にあります。
コルセットは痛みの根本を治療するものではありません。
痛みを一時的に緩和させてくれるものです。
急性腰痛症には適切な治療とアフターケアが必須です。
日常生活でどうしてもという時だけコルセットを付けるようにしましょう。
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お身体の不調やお悩みは、ぜひ東伏見整形外科までご相談ください!