朝が寒い季節になってきましたね…
こんにちは、東伏見整形外科です!
突然ですが皆さん、「蜂窩織炎」という言葉をご存知ですか?
読み方が難しいこの漢字は「ほうかしきえん」と読み、皮膚病の一つです。
症状としては顔や足に現れやすく、患部が赤く腫れ熱感と痛みを伴います。悪化したものだとリンパ節の炎症、発熱、関節痛、頭痛、悪寒など全身症状がでてくることがあるので、注意が必要です。
原因としては黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌によるものがほとんどですが、インフルエンザ菌により発症するケースもあります。
一般的には対象とする菌に対する抗菌薬の投与で治癒が見られますが、菌に対する免疫反応により症状が長引く場合もあります。
蜂窩織炎は人から人に移るタイプの感染症では無く、皮膚を清潔に保ち、細菌が皮膚に侵入することを防ぐことが感染対策となります。他にも免疫力を高めるために適度な運動、バランスの取れた食事、規則正しい生活が重要となります。
普段あまり取り上げない皮膚病のお話でしたが、あまり耳にしない病気でも私たちの身の回りに多く潜んでいるものです。毎日元気に過ごすためにも、普段から健康的な生活を心がけていきましょう!