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意外と難しい松葉杖の使い方

  1. リハビリ


こんにちは、東伏見整形外科です。

 

最近骨折や捻挫の患者さんが増えていて、松葉杖をお貸しすることが増えています。

そこで今回は松葉杖を使う時の注意点をまとめてみました、。)

 

1脇に全体重を乗せない

脇には腋窩神経とよばれる腕にまで伸びる神経と、腋窩動脈という大きな動脈が走行しています。脇に全体重をかけて松葉杖を使用すると、神経と動脈を圧迫してしまうので、神経障害や血行不良が起こる可能性が高くなります。体重をかけるのは脇から23横指下の部分で、脇を締めて体重をかけるようにしましょう。

 

2階段はなるべく使わない

松葉杖を使って階段を昇り降りするにはコツと慣れが必要です。。

建物内にエレベーターやエスカレーターがあるならそれらを優先的に使いましょう。

もし無ければ手すりを使うのがいいでしょう。

手すりがない階段を使わなければいけない場合は、初めに介助者がいる状態で一段だけで練習してみましょう。

 

3ゆっくりと小さい歩幅で

松葉杖を使って急ごうとすると非常に危険です。また大きな歩幅で歩くのも転倒する可能性が高くなります。一歩一歩焦らずに小さな歩幅で歩くのが理想です。

 

松葉杖を2本使う場合1本だけの場合、怪我の程度によって歩行の仕方が多少変わりますが、共通して注意してほしいのは上記の3点です。

 

松葉杖の使用でご不明な点や不安点などはリハビリスタッフまでお気軽にお聞きください!

 

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