テーピングの目的と効果
雨の日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
こんにちは、東伏見整形外科です。
今日はテーピングの目的と効果についてお話ししたいなと思います。
怪我をしてテーピングをしたことがあるという方もいると思いますが、
テーピングをする目的と効果についてご存知でしょうか?
まずテーピングとは怪我の予防、再発の予防、応急処置を目的としています。
怪我をしやすい部位や、怪我をしている部位に対してテーピングをすることで、悪化や再発を防いでいます。
スポーツの現場では腫れや痛みを和らげるためにテーピングをすることもあります。
次にテーピングによる効果には関節可動域の制限、筋肉腱靭帯の補強、損傷部位の圧迫と固定があげられます。
関節を正常範囲以上に動かしてしまうと、脱臼や捻挫の恐れがあります。動かしたくない部位にのみ制限をかけ、そのほかの部位にはなるべく動かせるようにテーピングすることが重要です。
怪我やオーバーユースによって弱くなった筋肉腱靭帯の動きをサポートする
役割もあり、損傷部位でも一定の範囲内で動かすことができるようになります
応急処置の場合でも圧迫と固定をすることで患部の腫れや内出血を防ぎ、痛みを減らすことができます
こうした効果が得られるテーピングですが注意しなくてはいけない点もあります。
きつすぎるテーピングによる血液等の循環障害や神経への圧迫、長時間のテーピングによるかぶれや湿疹など皮膚への影響も考えなくてはいけません。
私たちもテーピングをするさいには細心の注意を払っています。
怪我を正しく治していく為には適切な治療とリハビリが必要です。
テーピングでご不明な点がございましたら、ぜひ東伏見整形外科までご相談ください。